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癒しと破壊は水の如く…6

さすれば彼方への導きがあろう















「心眼の力を借りて玉璽を奪還するのが2番目の試練…という事か」

ダークエルフが納得したように頷いた。
デカンはまだ納得しきれていないようだ。
ダークエルフを脅すかのように愛用武器であるゼンをちらつかせた。

「セイラン…ラウケなら大丈夫だろう。それに俺達が心配してもしょうがない。俺達だってそれぞれの試練を乗り越えたんだ。ソプが越えられないわけがないだろう」
(ラウケ=ラウケ神殿修道院。ダンジョン)

とダークエルフがセイランと呼んだデカンを睨んだ。

「じゃあ聞くが、ファルシャ…お前は一人でやれたというのか?」

今度はセイランがファルシャと呼んだダークエルフを睨んだ。

「そこまでにしたらー?」

全員が一斉にある方向を見た。
緑みを帯びた彦星服を着た銀髪エルフが屋根の上でのんびりお菓子を食べていた。

「四さ~ん」

四こと四澪が屋根から飛び降りると、ソプデトは嬉しそうに四澪の方に走り寄った。
同じエルフという種族だからか四澪とソプデトは仲がいい。
しょっちゅう色々な問答をしたり、まったりと雑談を楽しんでいる。
ひそかにファルシャなどは兄弟のようだと思っている。

「やっほソプさ~ん」

四澪もまんざらでもないようだ。
ソプデトと手を取り合ってはしゃいでいる。
ファルシャはセイランをちらりと見たが当の本人は気にした様子はないようだ。
と、いうのも、セイランは重症のシスコンなのだ。
愛しい妹達に男が近づこうものなら殺気全開で相手を威嚇する。
それが今日は大人しいのはひとえに四澪の兄・五澪のおかげなのだろう。
セイランは全幅の信頼を五澪に寄せているため、五澪や四澪に対して疑うという事を全くしない。
(五澪や四澪の人柄も一役買っている)
もちろん、ソプデトを四澪の嫁にするとなると話は変わってくるが、四澪が全くそんな気配がないと感じとっているのと、ひそかに四澪が女性ではないかと思っているためだ。
そんなセイランのごちゃごちゃした妄想など知らぬようにソプデトと四澪は何事か話し込んでいた。

「ソプ、今日はもう寝なさい。お喋りし過ぎてまた気が付いたら夜が明けかかってたなんて事になるよ?」

セイランのその言葉にソプデトは不満そうな顔をしたが、渋々四澪に別れを告げると立ち去った。
そしてその後、そんな偉そうな事を言いつつもセイランと四澪の終わりなきトークが繰り広げられたのは言うまでもない。




翌朝、ソプデトは歌う海辺バインドにワープした。
まだ日はそれほど高くないので浜辺に出ると爽やかな風が気持ち良い。
ソプデトは上機嫌で鼻歌を歌いながら目指すラウケ神殿修道院に向かった。
愛熊のきぃちゃんと戯れながら浜辺を南に向かって歩いていくと、二人が手を繋いで通れるくらいの道がついた半島にラウケ神殿修道院についた。
昔は使われていたようだが、今は廃墟になっており、残されたのは膨大な量の書物と、モンスターがはびこっているだけだ。
そして地下には最後のエリシャ(ラウケ神団のリーダー)であり、信心深かったため、神に会い、慈悲を求めたが狂気にとらわれ、信徒達を虐殺し、地下に閉じ込められた魔人ヘズワードが時々現れるくらいでめぼしい宝はこれといってない。

荘厳な雰囲気のエントランスを抜けると、ほんのりと聖なる魔法を思わせる明かりが灯った薄暗い修道院内部に足を踏み入れた。
少し奥に進むと、曲がり角から血のような赤い光が見え、曲がり角の壁に隠れるようにプラチナブロンドに片眼鏡を掛けたエルフがいた。
恐らく目的の人物ラクリスだろうが、彼は何をするともなく座っていた。

「おはようございます」

「あぁ、おはよう」

ラクリスは緑の瞳でソプデトを観察していたが、しばらくするとまたどこを見るともなく目をそらした。

「あの…」

「遠方から尋ねし同胞の足取りは重く…か。」

ソプデトはドキッとしたように杖を握りしめた。
鼻歌を歌ってごまかしても微かな不安をごまかす事はできなかったからである。

「何か懸念があって私を訪ねて来たのだろう?貴女、高貴なる宿命のエルフの子よ。女王陛下の不安な心ならば風に載せられてきて、既に私の元まで届いているよ。既に準備は整っている。さあ、こちらにおいでなさい」

手招きをしてソプデトを呼び寄せ、近付いた事を確認すると、目を閉じた。

「これより万事をあまねく察して私が見たことをお教えしよう。貴女と女王陛下、そしてヴィア・マレアの役に立てるならお安い御用と言うものだ。」

ラクリスは深くゆっくり呼吸をし、意識をどこか遠くに飛ばすように軽く上を向いた。

「見える…見えるぞ…これは血と契約…そして使命によって引き継がれたレゲノン王家の遺物…リマ・レゲノン陛下ご自身のような純粋な力が感じられる…感じられるぞ…明らかに…少しだけ遠く…北…北の何処か。荒廃した建物。そして鋭い鎌を持った者どもと…恨みに満ちた女達が混在する場所。そう、此処は…間違いない!アルマナ荘園だ。」

ソプデトの頭の中にアルマナ荘園の光景が浮かんできた。

「だが…まだ心眼の力が完全に戻っていないためだろうが、正確な位置を探し当てることができない。どうやら私が手伝えるのはここまでのようだ。すまない…」

「そ…そんな!私なみたいなしがないヒーラーにとっては足元にも及ばないですっ」

「そう言ってもらえると助かる。いいかな?噴水と記念塔を越え、北側に残っている巨大な建物を注意深くよく探せ。そこに心眼の箱がある。どうやら私の力を避けるために作っておいたものだろう。」

「はい。ありがとうございました」

「マレアの加護が貴女にあらんことを…いや、違ったな。貴女に幸多からんことを」

ソプデトはぺこりと頭を下げてラウケ神殿修道院から出た。
そしてエルス港に出た。
アルマナ荘園はエルス港からが一番近いし、何よりエルス港特有の空気を吸って気持ちを盛り上げようと思ったからだ。


《続く》
_____
なんか五さんに申し訳ない役回りに…
あと、連載が週1くらいになりつつあるのが段々力尽きてきてる感あるかも

あ、それから、これを閲覧して下さってる方々に感謝です。
最近、ゲム内で直接「見てますよ~面白いです」と言って下さる方が何人かいらして、ほんまにこんな妄想のような物体に勿体ないお言葉です(>_<)
これかも妄想沢山で頑張りますっm(._.)m


《END》
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ん・・・これはソプをくれるという(黙

読んでてニヤニヤというか照れて悶えかけt・・・

まぁこれからも仲良くしよーw
最近絡めてもなんか時間無かったり私がコロいたりだったから・・・orz

差し上げても構いませんが、四澪でセイラン倒してくだs(ry

そいや フレのコロ仲間にLizRanさんが増えそうな予感なのだけれど…なかなか行けてないなぁ^^;
みんなで乱闘も面白いかもw(マテ
それ以前に…セイラン動かしてねぇよwwwww

無茶だwwwwww

あ、でもステージがロネリアなら共倒れくらいはできるよ?ww

足止め→キルタイム→ネットバインド×2!
でMOB死(

まともにやるなら・・・プリ85は欲しいなぁ・・・w
まぁ精神4次鈍器素材が何故か3つ揃ってるから、育ててもいいんだけどねー
防具作るのが・・・アパ落とすk・・・


乱闘ねw
私無双できるけどいい?
力に振り直してからの方がいいと思う・・・

あ、気が変わらなければ、タウン戦復活まで四と捌と九動かすー(五は早めの冬眠)

大丈夫…
ロネ行かなくても行き道のスレート一杯いる所に逃げ込んでネトバされたら力DKナイトは確実に死にますよ…w

要するに妹はやらん!的なシスk(ry

ま~楽しく遊ぼ~ぅ♪
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大瀧蛮

Author:大瀧蛮
 
 
新生R.O.H.A.N.(装備ゴミの復帰勢)
住所:連合サーバー ロネリアorエルス

キャラ名:ファルシャ
レベル:104
種族:ダークエルフ
職業:精神ウィザード
ギルド:

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レベル:77
種族:エルフ
職業:精神テンプラー→プリースト(2017.01.17~)
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種族:デカン
職業:ドラゴンセージ
ギルド:InfinityEdge



DragonNest(休止中)
ジェレイントサーバー 10ch

レイ・シャルナス
レベル:93
職業:グラディエーター
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ファルシャ(放置)
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職業:ハイブリッド寄り火型セレアナ
ギルド:下手ですが何か

闘技場で遊ぶキャラ(名前は伏せます)
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職業:グラディエーター(ぇ
ギルド:下手ですが何か

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こんな感じでゆる~く気ままに活動しています^^

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