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癒しと破壊は水の如く…3

されど悲嘆にくれるなかれ。悲しみを力に変え、立ち上がるべし















「そんな事があったの…」

「まぁな。別に面白くもねぇけど…」

「ううん、毒舌現実主義者のナーガルでも負の感情って持ってたんだなって思ってなんかちょっとだけ安心した」

ナーガルはニヤリと笑うと黙ってスタッフを構えたがソプデトは嫌だと言わんばかりに顔を背けた。

「決闘がしたいなら決闘バカ呼び出したらいいじゃない…」

この場合、決闘バカとはデカン族のセイランを指す。
五澪とコロシアムで遊ぶという名の戦闘を好むため、ソプデトが付けた名前だ。

「いや、やめとく。決闘バカがうつる。俺はもう行く。さっさと試験こなしてこいよ!」

そう言い残してナーガルはソプデトに『テンプラーの歴史第1巻』を押し付けると、ポータルストーンを頭上に投げてどこかへワープした。
ソプデトはもう一度本を読み直すと意を決したように立ち上がり雑貨屋へと向かった。
オークの要塞のポータルストーンを買うと頭上に投げ、ワープした。




オークの要塞。
そこは名前の通りオーク達が沢山おり、外側を固めるオークセキュリティー、要塞の外壁をと中を守るオークウォリアー、最深部にいるオークバーサーカー、オークトライバルチーフと組織だってオーク族がたむろしている。
どうやらレンジャー見習達が討伐の任務に当たっているようだが、討伐したそばから湧く上にレンジャーを志す者も最近は減少傾向にあるため、あまり成果が上がっているとは言い難い。
しかし、今回のソプデトの目的はオーク族討伐ではなく、バインドストーンの管理人からテンプラーの歴史を学ぶ事にある。

「こんばんは。パラシナという人が『テンプラーの歴史第1巻』を読んだら貴女を尋ねなさいと言われましたので来ました。この続きを教えてください」

バインドストーンの管理人・リファリアは緩く微笑んだ。

「まぁ。尽きぬ悲しみからいらっしゃったのですか。そうですね…テンプラーにとって尽きぬ悲しみがその始まりの場所だとしたら、このオークの要塞はテンプラーがヴェーナで新しいタイプの魔法師として、その地位を確立するきっかけとなった場所です。当時、ヴェーナに向けて物凄い勢いでモンスター達が侵攻してきました。そのモンスター達をヒューマンと連合してここまで追い払った時に最も勇猛に前線で戦った者達がテンプラーでした。ですからここいら一帯を勇猛の跡と言うのでしょう」

ソプデトはその光景を頭の中に浮かべようとしたがすぐにやめた。
それは無意味な事だから、というわけではない。
その戦いでどれほど多くの人の命がなくなっただろうと考えると涙が出そうになるからだ。

「貴女にとっては悲しい事かもしれません。ですが、その時から積み上げられた彼らの眩いばかりの活躍によって、女王のリマ・レゲノン陛下は、彼らをヴィア・マレアの守護者として正式に認めて下さるようになったのです。そしてこれが『テンプラーの歴史第2巻』に書かれた話の概要です。さあ、後でゆっくり読んでみてください。」

ソプデトは差し出された焦げ茶色の1巻と同じ装丁の本を厳かに受け取った。

「読み終えたら、最後の場所であるドラゴンアイのバインドストーンを尋ねてください。西に続く道に沿ってずっと歩けば到着できるでしょう」

「はい。慎んで読ませていただきます…」

再びエルス港に戻り人気のない場所を探すと『テンプラーの歴史第2巻』を開き、読み始めた。

「戦闘が目の前に近づいてきたが誰もが前に進む事ができず、

その姿を見守っていたエルフ達が醜悪な怪物どもを遥か彼方に追いやった。彼らが疫病の悲しみを越えて立ち上がったテンプラーたちであった。その後に起こった数々の戦闘でも、その勇敢さと大小様々な功労が積み重なった末に名誉という代名詞になった。
その後、志しをともにするエルフの君主、エルフの母であるリマ・レゲノン陛下はテンプラーの器量と考えを高く評価し、自らエルフの守護者という名前とともに

テンプラーという正式な呼び名を授けて下さった。ナーガルが言ってた負の心を支えに…ってこういう事なのね…」

ソプデトは俯いたまま勢いよく本を閉じた。
そしてドラゴンアイのバインドへワープした。


《続く》
_____
書いてる私は楽しいけど読んでる人まで楽しいとは限らない。


《END》
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最後の一行に吹いたwwwwwwwww


いや、楽しめてますよ?w
地味に名前出てたし・・・w

テンの転職クエってこんななんだねー・・・
私クエとか面倒で読んでな(ry

だって…五さんとDKで殴り合うの…好きだしw(ぁ

まあ基本こんな感じかな~
そのままの部分が大半ですが、ちょっと同一ページ内で入れ替えたり会話用にアレンジしたり、原作ネタ突っ込んだり曲解したりと多少いじってるので実際やったらちょっと違うかもしれぬ(。。;

まぁ細かい事は気にせず楽しんでくださいw

発見!自キャラを素材に小説って新しいかもw
ロハンの世界設定、なにげに作りこまれてますよね。
それにしても、悲しみを力に変えて戦え、で北斗の拳を思い出してしまった・・・・

すごいな~。
そこまで、想像力ないw
てなことで、読者にしかなれませんw

>>葱さん

初コメあざっす!
あまりに設定作りこまれ過ぎてて妄想のネタが尽きませぬ…

北斗の拳…好きな人多いですねw
あれってそんなマンガだったのか…

>>みけママ

想像というか…妄想?w
基本的にクエストの筋があるので想像力豊かとは言えないかもf^_^;
たくましいのは妄想力ですっ

ともあれ、最後までお付き合い頂けたら幸いですよ(^^)
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