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それは遥か昔の…【9】

「今思えばサフィエは俺に魔法を扱う理論を教えようとしたんだろう。その当時、俺は勘で魔法を習得していたからな。」

「でもセンスも大事だと、思いますよ。魔法も剣を扱うことも、結局体で覚えるものだと…」

「そうかもしれんが、俺は理論など全く考えなかったからな。気が付いたら魔法が使えた…そんな風に今も昔も生きている。サフィエからしたら信じられなかったんだろうな。」

ファルシャはやれやれとため息をついた。













イグニス地域、首都モント。


「この本にはダークエルフの魔力はワタクシ達の創造神であるフロックスから来たものだと書いてあるけど、それは間違っているの。」

「なぜだ?」

「考えたことはないの?!もしフロックスから来たものなら神に対抗する力になりうるものは取り上げておくべきじゃない?そしたら今頃モントの全ての魔法師達は剣を持って戦っているはず。だからワタクシ達が使う魔力は元々ダークエルフが持つ力。」

お分かり?とばかりにエミリタは盛大にため息をついた。
なるほど、確かにエミリタの言う通りなのかもしれない。
グラット要塞でロハが騎士達を殺害した後、ビクトール・ブレン男爵は亡霊に、若い騎士ハウトもまた、モンスターへと変貌を遂げ種族達を襲っている。
そう考えると、もしダークエルフの魔力がフロックスからきたものであるのならば、フロックスが種族達に殺意を抱いた時点で消え去っていてもおかしくはないのだ。

「貴方の魔力はまだ貴方の中に封じられているの。ダークエルフはね、生まれながらにして完全なウィザードでありウォーロック。時が来るまでは貴方の中で眠り続けている。」

「どういう意味だ?」

ファルシャは左目を一瞬細めた。
彼特有の不機嫌や怒りを表す仕種らしい。

「ワタクシ達も含め、普段火を使うでしょ?火は人を温め明かりをもたらし時には武器となる。けれど大きすぎる火は自らをも危険にさらす…。それと同じ。魔力の扱い方を知らないと己が身の破滅を招く。火が燃やすものは全ての燃える物だけど、魔力が燃やすものは器となる人物の肉体と精神。だからこそ一定以上の水準を要求するの。」

最初から大きな魔法を扱えないのはきちんとした理由があるようだ。
ファルシャは本をもう一度本をパラパラとめくって閉じた。

「なるほど。俺が受けている一連の試験は水準を満たしているかどうかの試験ってことか。それで、本の最後に書かれていた課題が次の試験ってことか?」

「そう。物分かりのいい子は好きよ?フロックスの恩寵で大陸に残されたフロックスの熱気を集め、赤いコインを作り出す!3つ集めれば、それをコインにすることは簡単だから、本に書いてある内容を参考にして炎を閉じ込めた箱を見つけなさい。その中に入っているはずだから。」

「火炎の心臓部に行けばいいんだろう?」

パタリと本を閉じてファルシャは鞄にしまい込むと同時にダルベガワンにあるバインドの一つ、火炎の心臓部にあるワープポイントの石を取り出した。
それを頭上に投げると砕け散って光の粒がファルシャを覆い、一瞬強く光った。
次の瞬間そこにファルシャの姿は無かった。



「出て来なさい。あの子は行ってしまったよ。」

エミリタの言葉にクローゼットの扉が静かに開いた。
このマグマが赤く煮えたぎる暑いイグニスには不似合いな厚手の灰色のマントで全身を覆い、目深にフードを被った人物が出てきた。
流石に王女の前では無礼だと感じたのか、その人物はフードを取る。
ターコイズのような青く輝く肌、瞳孔のない瞳はその人物がデカン族であることを物語っていた。

「弟が世話になりまして。感謝いたします」

高くもなく低くもない声で丁寧に礼を述べた。

「しかし…ダルベガワンを探索、というのは少々酷ではないかと。アレの魔力はまだ未熟です」

「そう?ワタクシはあの子の潜在能力は高いと思ってる。魔法を扱うセンスはとてもいい。ただ今まで誰もウィザードとしての魔力の扱い方を教えて来なかっただけに見える。でもあの子は理論より勘で魔法を使っている。だからこそやり方は少々厳しくは感じるかもしれないけれど実践で学ばせたいの。あなたも気付いてるんじゃなくて?」

デカンは悔しそうに唇を噛んだ。
どうやらあながち間違いではないようだ。

「もし本当に気になるならあなたがダルベガワンに行って見守ることね。」

「言われなくともそのつもりだ。」

そう言うとデカンはファルシャと同じように姿を消した。
エミリタはやれやれとため息をついたが、その顔は楽しそうな笑みを浮かべていた。


〈続く〉
_____

ファルシャ(以下ファル)「おい」

大瀧蛮(以下蛮)「な…なんでしょ?」

ファル「前のアップデートの日にちを言ってみろ」

蛮「さ…3月3日ひな祭り…」

ファル「今日は何月何日だ?」

蛮「し…4月7日…」

ファル「こんな無駄なグダグダ話に1ヶ月以上か?」

蛮「…」

ファル「見てる人はもうないぞ?」

蛮「いや…私、端からそのつもりですが…?」

ファル「だったら何のために書く?」

蛮「そんなの…自己満ですよ(キリ」

ファル「よくわかった…一回地獄見てこい!」

蛮「え?あ…!ぎゃあああああ!」


《END》
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genre : オンラインゲーム

No title

ワタシは見てますょ!笑

ぁぃかゎらず 面白ぃ[岩陰]w・。)i-189
ベッドの上でもぅ一回 じっくり読ませてぃただきます☆

更新遅くてサーセン…

いい加減終わらせないと…と思うんですが…

とりま、次はドラネスの転職ネタできたらいいな~とか思ったり思わなかったり…
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大瀧蛮

Author:大瀧蛮
 
 
新生R.O.H.A.N.(装備ゴミの復帰勢)
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キャラ名:ファルシャ
レベル:104
種族:ダークエルフ
職業:精神ウィザード
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ソプデト(バフキャラ)
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種族:エルフ
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月野さんの子
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こんな感じでゆる~く気ままに活動しています^^

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