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ストーリーって大事だと思うけどこれはちと…【中編】

※注意※
地味にグロが入ったり入らなかったりします…

















ランドーは銃を向けるといきなり発砲してきた。
ファルシャは横に避けながらジェレイントを突き飛ばし、その体勢から杖の先をランドーに向けると炎を放った。

「何をする!?」

「俺が突き飛ばさなきゃ死んでたんだぞ。感謝しろ」

「フッ…まさか人間に助けられるとはな…」

ファルシャは素早く体勢を立て直し、ランドーに向かって走り出した。
ジェレイントも体勢を立て直し剣を構えた。
ファルシャは身の丈ほどもあるスタッフに横座りすると炎を噴射しながら杖を走らせ、辺りを焼き払う。
さすがにたまり兼ねたランドーは近くに着けていた船に逃げ込んだ。

「待て!!」

しかしファルシャが船の入口にたどり着く前にランドーの手下であろう魔物が大量に船から出てきてゆくてを遮った。

「チッ!ジェレイント…俺の後ろにいてくれよ?」

何かを感じ取ったジェレイントは大人しく頷いた。

「わかった。キミに任せよう」

ジェレイントが後ろに移動したことを確認するとファルシャはすっと左手に持ったハペットを持ち上げた。
腹部に取り付けられた宝石が光を放つ。

「地獄の炎よ…」

キーンという微かな音と共に魔物を取り囲むように地面に炎の輪が現れた。

「魂まで焼き尽くせ!!!」

瞬間パペットが強く輝いたかと思うと炎の竜巻が起こり魔物を吸い込みながらまいあげ、とてつもない勢いで灰にしていく。
そして爆発が起こったかと思うと辺りはシンと静まり返っていた。
緊張の糸が切れたかのようにファルシャが地面に膝を着いた。
威力の大きな魔法ほど魔力の消耗が激しくなるのは当然だ。
そうでなければ必殺技とは呼べない。
しかしここで休むわけにはいかないとばかりにファルシャは立ち上がった。
そして鞄から小瓶を取り出すと、蓋を開けて飲み干す。

「行こうジェレイント。サフェントラもいるかもしれない…急いだ方がいいだろう」

ランドーは恐らく甲板で決着を着けるべく待っていると予想してジェレイントを手引しながら乗り込む。
伝わってくるジェレイントの温もりが、ドラゴンといえど、彼も同じ血の通った生き物である事を感じさせた。

「種族を越えて愛し合えば平和になるだろうってナディブ様はおっしゃったわ」

そう言っていたのは最愛の妹だっただろうか。

「みんなそう思えればな…」

「何か言ったか?」

「いや…それより…」

ファルシャはジェレイントを物影に引っ張り混んだ。
その瞬間、ドーンという音がして今さっきファルシャとジェレイントが立っていた場所に穴が空いた。

「大砲か…。全部でいくつだ?」

ジェレイントの問いにファルシャは素早く甲板に目を走らせた。

「4つだな。右側に2つ、左側に2つ。」

「よし、まずはあれを壊そう。キミは左側を頼む。私は右側を破壊する!」

「いいだろう」

ファルシャが飛び出すと同時にジェレイントは剣を一振りすると剣圧の爆発で大砲を壊した。
ファルシャも杖の柄で地面を突くと地面から火柱を起こして大砲を破壊した。
ランドーが悔しそうな唸り声を上げる。
瞬間、ランドーが背負っていた碇型の斧を持って突進してきた。
ファルシャが冷静にかわすと音で気配を察知したらしいジェレイントが攻撃をしかけた。
ランドーがジェレイントの方を向いた隙に今度はファルシャが杖に乗ると炎を撒き散らしながらランドーを燃やす。
とどめとばかりにファルシャが杖で横に空を切った。

「灰と化せ!!!!!」

杖を右手でバトンのように回すと大きな爆発が起こり、ランドーはまさに灰になってパラパラと甲板の上に落ちた。

「サフェントラはいなかったようだな。早く帰ろうジェレイント」

ファルシャが宝箱を開けてお金や道具や宝石を素早く鞄に全部しまうと船を降りようとした。
しかしジェレイントはどこか一点に顔を向けたまま動こうとしない。

「ジェレイント…?」

その瞬間、ファルシャの頬にポツリと何かが当たった。
気が付くと空には暗雲が立ち込め、雨が降り始めたようだ。
ぽつぽつと降り始めた雨は次第に本降りになる。

「来る…!」

瞬間、海が盛り上がり、何かが海の中から飛び出してきた。
長らく封印されたその身体は痩衰え、骨と皮だけになったそれ。
しかし、巨大な体から放たれる威圧感は今まで対峙したどんな魔物より凄まじく、全く動くことができない。

「サフェントラだ!」

「これが…サフェントラ…」

ファルシャは思わずその場にへたり込みそうになった。
こんな威圧感はロハン大陸でロネリアの女王・エルチェビュートと対峙した時以来だ。
それはまぎれもなく畏怖の対象だった。

〈続く〉
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今回で全部書き上げようと思ったら予想外に長かった…

WIZのKさん、スカウトのSさん、GDのAさん、コメントありがとうございますm(._.)m


《END》
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